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<炎症を抑える、シコン(紫根)> |
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<優れた抗菌作用のオウパク(黄蘗)> オウバクとは、キハダというミカン科の樹木の肉皮を乾燥させたものです。日本でも古くから軟膏や貼り薬、胃腸薬などに用いられ、例えば「下呂膏」「万金膏」「お百草」「陀羅尼助」などは、現在でも民間薬として親しまれており、これらはすべてオウパクを用いて作られています。 オウバクには、強い抗菌作用があり、消化器系の内分泌液を促進して消化を促す働きや腸内殺菌に役立つことから、健胃整腸や下痢止めの内治療に用いられています。また、オウパクの殺菌・抗炎症作用、収れん作用、創傷治癒・膿瘍治癒促進作用などは、化膿性湿疹をはじめ、切り傷、ヤケド、ひび、あかぎれなどの外治療に役立っています。 様々な雑菌から皮膚を守り、炎症を抑え、すっきりと肌をひきしめて、すこやかな状態に整える働きがあり、ニキビ、吹き出ものをできにくくして、ニキピ後の改善にも効を奏します。 |
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<肌あれに奏功する、ヨクイニン> ヨクイニンという生薬名にはあまり馴染みがなくても、ハトムギと言えばご存じの方も多いでしょう。ハトムギは、イポ取りの特効薬として知られ、また栄養価が高く、美容健康によいといわれ、よく飲まれています。ヨクイニンは、このハトムギの穀(種皮)を取り除いた種子を乾燥させたものです。 漢方での薬効は「ヨクイニンは色白く肺経に入り清肺、利水、化湿作用がある。すなわち、肺臓、胃腸の機能を整えると同時に利尿の効がある。また、消膿、消腫の効があり、水腫脚気を治すのに用い、風、湿、痺痛を治すのに用いて間接をよく通利さす効があり、炒ったものは下痢を止める」とされ、利尿、消炎、解熱、排膿、鎮痛、浮腫、身体の疫病、リウマチ、神経痛などにも用いられています。 また、皮膚に対する応用の歴史は古く、主にイポ取りの他、かゆみや肌あれ、はれものの用薬として有効です。 近年では、皮膚の酸化還元能亢進作用から日やけによるシミ・ソバカス、ニキピ、小じわの予防と改善も期待されています。 |
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<「血の道」の要薬、トウキ(当帰)> トウキ(当帰)は、セリ科の多年草で、高さ約50〜90cm、夏秋に茎上に多数の小さな白花を咲かせ香気を放ちます。その根は、太く短く肥厚して多数のひげ根を付け、漢方では、このトウキの根を乾燥させたものを用います。 トウキは、中国では遥か1500年以上の古から珍重され、現在でも婦人科の漢方処方の要薬としてなくてはならない生薬です。女性は貧血や冷え性に悩む人が多く、そのために色々な婦人病を引き起こしやすいといわれ、そんな時にトウキは効を奏します。 また、クマリン類、糖類、ビタミン類等を含み、皮膚に対して保湿効果があります。 トウキは、中国では古来より「よく補血、活血の効能あり」「凡そ気血昏乱のものは之を服用すれば安定する」「婦人の諸不足を補う」とされ、主に、温性の駆於血、強壮、鎮静、鎮痛薬として、また、貧血症、腹痛、身体疼痛、月経不順、月経困難、月経痛、婦人の更年期障害などの「聖薬」とみなされる処方に用いられます。有名な処方に、「当帰芍薬散」「当帰建中湯」などがあります。 |
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<「抗炎症、抗真菌感染作用に効果のあるジオウ(地黄)> |
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